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正しい方向付け?!
4日目になりますが、野田先生の基調講演の続きです。今日で最後にします。今日も勝手に補足していますので、何が野田先生がいったことか、何が私が勝手に書いているのかが区分しにくいところもあるかと思いますが、申し訳ありません。

 組織力=(やるき×能力×方向性)の最大化     …個人の観点

 組織力=(動機付け×人材育成×ビジョン)の最大化 …マネジメントの観点

またしても組織力の公式ですが、今日は「正しい動機付け」「正しい人材育成」に引き続き、「正しい方向付け」です。

今の時代、何よりも方向付けができるリーダーをつくることは大切です。
著書「経営組織」の中で金井先生は、

①将来に関する夢のある大きな絵を描く  
②変化の動向をかぎわけて、なぜその変化が起こるのかを説明できること


ことが大切だと指摘されています。この「方向付けができるリーダー」というのは、ごく一握りのエリート的に選抜された人間だけのことではなく、現場の各リーダーがこうなる必要があるのです。トップダウン型イノベーションだけではなく、現場双発型イノベーションが起こせる組織は、間違いなく強いでしょう。

そんなリーダーが打ち出すビジョンは「人の心を動かすビジョン」です。

プロジェクトXの富士山レーダーの話を引用されていましたが、良いビジョンには二重構造があっていいとの指摘はそのとおりだと思います。何かをやるには、大きな大義名分が必要です。それとともに、自分たちが心からコミットできるようなものも必要です。富士山レーダーにおいては、以下のような二重構造があったといいます。

①伊勢湾台風の悲劇を繰り返してはいけない。富士山レーダーができれば、我々はあの悲劇を繰り返すことがなくなるのだ。
②男たるものは子孫に自慢できるような仕事を残したくないか。この富士山レーダーは東海道を通る人すべてから見える、末代までも残る仕事だ。

よいビジョンは無理に絞りださずとも、ある瞬間に自然にわき出てくるもののように感じます。そのために必要なのは、学びと良質な体験、そして体験を内省により整理体系化して連鎖する取り組み、そんなことの連続ではないでしょうか。多くの人は1人では内省ができません。そのためにも、リーダー同士の語り合いの場は必要です。ミドルマネージャーは本当はヨコにつながりたいのです。これを仕掛けるのも人事の役割でしょう。

野田先生の講演の〆の言葉は「感情」でした。

日本は、もう一回、心の時代を迎えてきているようです。MBA的考え方至上主義、成果主義至上主義では無理だということには、既に大半の人が気づいています。ネガティブな組織感情をポジティブな組織感情に変えていくのが何よりも大切です。

そもそも私たちは、温暖湿潤な人間関係に慣れている国民です。

「感情に配慮せよ」

鳩山首相が唱える「友愛」。これも馬鹿にしてはいけません。今の時代、結構、勇気のある発言です。そして、今の時代、実は本当に求められているものなのかもしれません。

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【2009/11/19 23:55】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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