FC2ブログ
キャリア劣化
先週の話になりますが、法政大学の諏訪先生を中心としたキャリアの研究会「キャリア・インテグレート研究会」に参加してきました。

今回が第2回。初回は出られなかったので初参加です。もともとご存知の方が3割くらいいましたが、やっぱり狭い社会です。最近は人事どっぷりが多く、キャリアどっぷりの会はあまり出られていないので新鮮でした。

今回のテーマは「キャリア劣化」。なかなか難しいテーマです。

なんといっても定義が難しい。発表者の現段階での定義は以下のとおりです。

『就業・選職の潜在的な可能性(capability)が低下することによって生じる、過去・現在・未来の時間軸を通じた客観的キャリア・主観的キャリアの総体としての低下または低下の傾向』

そもそも「劣化」とは何なのか、「客観的キャリア・主観的キャリア」とは何なのか、そしてそもそも「キャリア」とは何なのか、こういいだすとなかなか論点が定まらないところがありますが、それだけまだまだ整理を誰もつけてこなかった分野なのだと思います。

「就業・選職の潜在的な可能性(capability)」という視線でみると、中年期を過ぎると加齢とともに当然のようにキャリア劣化は起こります。これをいかにある程度は食い止めるかということと、いかに美しくキャリア劣化していくかということが大切になりそうです。

問題は20代、30代ですが、主観的キャリアでとらえる場合と、客観的キャリアでとらえる場合で、だいぶものの見方は変わってくるでしょう。主観的キャリアからみてみると、今回の調査では職業生活に満足感のないままに生活をしている人の割合が6割もあるといいます。例えば同じ仕事を続けてマンネリ感を強めていくような場合、これは主観的にはキャリア劣化だといえるでしょう。でも、同じマンネリ業務であっても「ぬるま湯」的に日々には満足してしまっている人もいます。その人の主観からみるとキャリア劣化していないともいえますが、明らかに「就業・選職の潜在的な可能性(capability)」は狭めていますから、客観的キャリアでみるとキャリア劣化していることは間違いありません。

また、このテーマ。イベントの有無との兼ね合いも大きくあります。例えば、管理部門の縮小により営業経験のない人が営業に出る場合、明らかに劇的なキャリア劣化が瞬間的に発生します。ただし、これによってキャリアの幅を広げることができる人もいます。逆にまったくイベントがないことがキャリア劣化につながることもあるでしょう。前出のマンネリ感のパターンですね。

皆さんのキャリアはいかがでしょうか。

《2009年12月14日》 天城から戻ってきました。IBMビジネスコンサルの皆さま、ありがとうございました。とてもよい機会になりました。いろいろとイメージできたものをさっそく今晩から実現に向かって進め始めたいと思います。

ビジネスブログ100選
blogram投票ボタン  
↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
関連記事
スポンサーサイト



【2009/12/14 23:00】 | キャリア~全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<ちょっと整理です…12月前半編 | ホーム | 図書紹介:『「勝ち組企業」の就業規則』下田直人著(PHPビジネス新書)>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/710-d1e5db5d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |