学習不安と生存不安
「人材教育」誌の一橋大学荒木淳子先生の「個々人が主体的に学ぶ組織には信頼関係と対話がある」からです。昨日の続きです。

当社ではこの秋から研修体系を整備をし、手上げ式の研修を多く入れましたが、まだまだ認知度が低いこともあり、申込倍率数倍の人気講座!みたいな感じにはなりません。ですから、この「主体的に学ぶ組織」といったテーマは今、とても気になるテーマです。

ここでは、金井先生の師でもあり、キャリア・アンカーでお馴染みのアメリカの組織行動学者エドガー・シャインの理論が紹介されています。

学習には新しいことを学ぶことへの不安がつきまといます。この「学習不安」から多くの人は学習することに抵抗を示すのだそうです。なんとなくわかるような気がします。

これに対して、生きていくためには変わらなければいけないという「生存不安」が常に人にはつきまといます。この不安は大変に健全なものです。

そして、「生存不安」が「学習不安」を上回るときに人は学習を始めるというのです。したがって、社員が学習に目覚めるためには、会社は社員に対して「生存不安」を自覚させるような働きかけをする必要があるのだといいます。つまり「学習しなければならない」と思わせるような組織文化を創ることが大切なのです。ただ、あまりネガティプに危機感を抱くと副作用がありますから、「健全な危機感を抱く」という奴になるでしょうか。

組織文化への過剰適応により燃え尽きる社員が出てくるというマイナス面も合わせて指摘されています。うーん、これもわかる気がしますが、ある意味ではそこまでいけたらうらやましくもあります。

もう一日、この記事から明日も続けます。

《2009年12月20日》 葛西臨海公園の観覧車は2001年にできたときは日本最大でした。しかし、その少し後に福岡にできた大観覧車に日本一の座を譲りました。ところがなんと……、福岡の観覧車がこの秋に営業停止になったとのこと。現在はまた日本一に復帰しているのですね。


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【2009/12/20 22:23】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(1) | page top↑
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コメント
参考になります。
人事について色々調べているうちにじぇいさんのサイトを見つけました。今まで自分では気づかなかった内容や色々と参考になる内容が書かれており、楽しく読ませて頂いております。
【2009/12/21 08:42】 URL | 黒部 #7U3XH/O2[ 編集] | page top↑
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