FC2ブログ
ドラッカー生誕101年
今日から仕事初め。粛々といきましょう。

さて、年末30日の日経新聞「経済教室」に神戸大学の加護野忠男先生が、ピーター・ドラッカーの言葉を引用された記事を書かれています。昨年はドラッカー生誕100年だったんですね。

ポイントは、以下の3つです。

 ①「企業の目的は利益追求」と決めつけるな
 ②利益以外の目的掲げ、チェックを怠るな
 ③成長機会、見つけるのではなく自らつくれ

バブル崩壊後、日本でも投資家志向の会社統治制度への改革が行われ、上場企業の経営者はいやでも熱心に利益追求に走ることになりました。しかし、その結果、得られた利益はかえって少なくなっています。加護野先生はその状態について「利益とは追いかけていくと逃げていく蜃気楼のようなもの」と書かれていますが、ドラッカーの主張の基本には「良いことをすれば利益は後からついてくる」とでもいったものがあります。利益追求を第一義にすることが間違っているという思想です。

企業の目的は利益、もしくは株主価値の最大化であるという姿勢が日本企業を大きく傷つけてきたのは、この20年の歴史が語っています。また、その結果、逆に株主の利益も失われています。ドラッカーは「企業の目的の定義は1つしかない。それは顧客の創造である」と言っていますが、いずれにしても短期利益志向が長期の成果に結び付く投資の意思決定を駆逐するという「経営グレシャムの法則」から離脱して、「成長機会を創造する」企業が増えることでしか日本は元気になりません。

1人1人の企業内プロフェッショナルがそういった思いで、自分の所属する会社を動かす努力をしていくことから「2010年代の新たな10年間」は始めたいですね。

それぞれのポジションで頑張りましょう。

《2010年1月4日》 仕事始め…です。が、そんな雰囲気はほとんどなく、数えてみたら大小合わせて10件の会議・打ち合わせの連続でした。今年もこんな感じです。たぶん。


ビジネスブログ100選
blogram投票ボタン  
↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
関連記事
スポンサーサイト



【2010/01/04 22:18】 | マネジメント・リーダーシップ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<「伝える」ではなく「伝わる」を目指す | ホーム | プロフェッショナル⇔サラリーマン>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/731-52a756cf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |