あらゆることに疑いを持つ~日々是修行
マイクロソフト・オフィス・スペシャリストの資格認定を運用されているオデッセイ・コミュニケーションズ社が定期的に「オデッセイ・マガジン」という機関誌を出されています。その中で同社の出張社長の「この人に会いたい」というインタビュー企画があるのですが、この冬号には仏教学者の佐々木閑氏が登場しています。

私はまったく意識をしていなかった分野ですが、かなりこの対談を読んだだけで認識が変わりました。佐々木氏は2007年から朝日新聞に「日々是修行」なる連載を書いており、既に単行本化されているとのことです。さっそく読んでみたいと思います。

印象に残った部分を抜粋します。いかがでしょうか。

「仏陀という人はすべての物事を徹底して論理的に考えました。決して思考をジャンプさせず、心の様相をただひたすら精密に観察し突き詰めていった結果、我々はいま以上に安楽に生きていく道があるということを確信するに至った。仏教では、いわゆる『超越的な力を持つ絶対者』の存在を否定していますが、2500年前のインドでそれができるだけの強い論理性を持てたというのはすごいことです。これほど科学の発達した現代にさえ、怪しげで神秘的なパワーに救いを求める人が大勢いるわけですから」。

「徹底した懐疑主義を貫くことですね。どんなに正しく思えることでも『どこかに間違いがあるんじゃないか』と疑いながら命題を考えていく。そして反証が出た場合には、素直にそれを取り入れていくことも大切です。往々にして人は自分のなかに生まれた考えを手放したくないと思うものですが、これは単なるエゴであって、思考の態度としては非合理的なことなんですよ」。

「合理的な思考というものは訓練によって培われるものですから、自分の頭で考え、たくさんの練習問題をこなすということを主体的に始めてほしいと思います。日本にはこんなに仏教が浸透しているのに、そのようところを利用しないのはもったいないことですよ」。

「百の価値観、千の正義があるなかで、自分の価値観はそのうちのひとつに過ぎないんだと知ることが大切ですね。自分の価値観は普遍ではないとわきまえている人と、この価値観が絶対なんだと思っている人とでは、生き方の深みが違ってきます」。

「今日よりも明日、今年よりも来年の方がきっとよくなるだろうという思いで心を鍛錬していきたいものですね」。

どうですか。

《2010年1月10日》 成人式の前祝い。家族で飲み放題をつけるのは変ですけど、目茶目茶もとがとれるので…。


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