三行提報
先日、株式会社サトーの取締役経営顧問の藤田氏から「三行提報」のお話を聞く機会がありました。
ちょうどその前日に事例研究として社内の会議でとりあげていたのでタイムリーです。

「三行提報」とは、一言で言うと《3行=127文字》の短文テキストで全社員が記名式にて社長宛に毎日報告をあげるというものです。ブログ未満、ツイッター以上の文字数の世界です。

キーワードは、全社員から日常不断に満遍なく吸収する不偏性・継続性・透明性です。

内容は、気付き・思い・意見・提案・報告・不満等なんでもOK。具体的・能動性を重視し「だからどうする」で構造化されているものが望まれているとのこと。日々上がってくる1700通をトップが読める数である30~50通に仕分ける秘書室の担当がいるそうですが、選択ポイントは「語尾が能動的であるか」「具体性があるか」だそうです。提出率はなんと99.6%。提出内容によってポイント化され、それを積算して年に2回の賞与に反映、「三行提報」で0~10万円程度の賞与差はつくそうです。また、提出していないと昇格昇進にも響くとのこと。

重要な案件は何度もあがってくるのでわかるとか、毎日あげなければいけないので苦し紛れにクレーム情報なんかもどんどんあがってくるとか、毎日トップに短文に整理して報告をすること自体が社員の育成につながっているとか、いろいろな副次的効果もあります。

「全体の中に個があるのではなく、個の中に全体がある(神は細部に宿る)」

全体のデータの傾向をみるのではなく、1つ1つのデータに着目する重要性をかなり説かれていました。ミクロに着目することの重要性ですね。その意味では人事の仕事は1人1人が輝いているかに着目する必要があるとも言及されていました。

さらに凄いのはこの仕組みを同社はパッケージソフトにして外販されています。サントリーさんの
開発本部等でも利用されているそうです。

詳しい内容が書籍化されていますので、ご興味のある方はどうぞ。

たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営たった三行で会社は変わる―変化と行動の経営
(2007/01/13)
藤田 東久夫

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《2010年1月17日》ほぼ終日お仕事ですが、それだと煮詰まるので午後は砂町銀座にふらっと。日本で数少なくなった「生きている」商店街です。駅からも遠いのに凄いです。


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【2010/01/17 20:03】 | コミュニケーション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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