「組織社会化」と「組織活性化」
「人材教育」誌での中原淳先生の連載「ラーニングイノベーション」の2月号のタイトルは「新人こそが組織活性化のカギ!?」です。

新人育成における「組織社会化」と「組織活性化」について言及されていますが、私のとても関心の強い分野です。企業は新人を組織に入れる際に、「組織社会化」と「組織活性化」という2つの期待を寄せているといいます。

「組織社会化」…新人をいかに組織に順応させ、組織で必要な知識やスキルを覚えさせつつ、いかにして「組織の人にするか」のプロセスです。組織に順応して早く一人前にするということです。悪い言い方をすると「組織に染める」ことでもあります。

「組織活性化」…新人が組織内で一人前になるプロセスでは様々なコンフリクトを起こします。新人は「終わりなき日常が支配する(中原先生の言葉ですが素敵な表現ですね)」職場という空間に「ゆさぶり」や「ゆらぎ」をもたらします。また、今まで一番下であった元新人には嫌でも先輩としての自覚がもたらされます。

どうでしょうか。すぐにおわかりだと思いますが、「組織社会化」と「組織活性化」にはある種の矛盾が存在しています。「組織社会化」とはある意味では「やんちゃな新人」を大人にするプロセスです。大人とはその組織のルールに従う人のことです。組織における「○○君は成長したね」との言葉は、組織の人になった、組織に従順になったという意味でもあります。

しかし、「組織活性化」のためには、このやんちゃな部分が必要なのです。

実はこの意味での「組織活性化」に関する研究がこれまでまったくなされていないというお話を以前に中原先生から伺い、何とか自分の手でやってみたいなという思いは持っているのですが、なかなか手がつきません。そもそもの動機は、新卒新人採用を抑えている企業に「何て損なことをしているんですか」と主張したいというところから始まっています。

「新人」は組織にとって貴重な財産だということを広く認知させたいと思いませんか。

《2010年1月24日》 夜から出かけて「アバター」(3D)を観てきました。なかなかセンス・オブ・ワンダーあふれるよい娯楽作品ですよ。それにしても、意識的に集めてはいるのですが予告編の半分が3D映画でした。3Dテレビも出るという話も聞きますし、世の中10年後はどうなっているのでしょうか。


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【2010/01/24 18:33】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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