インターンシップによる「組織活性化」
新人による「組織活性化」の話を昨日は取り扱いましたが、私はさらにインターンシップによる「組織活性化」の効果を感じています。

以前、営業部隊20名弱を率いる会社にいた時期があります。この企業はある時期、急激にビジネスを拡大したため若手の営業を中途で大量に採用したのですが、それ以降、しばらく新規メンバーが入らないという時期が続きました。

そこで「組織活性化」のために考えついたのが、インターンシップの活用です。この時は一橋大学が大学のカリキュラムとして実施している2年生のインターンシップを受け入れました。期間は2週間強と短かったのですが、実際にターゲット領域を決めて、マーケティングリサーチをして、戦略を立てて、自分たちでアポイントをとって、そして営業に行く、という一連のプロセスを先輩に聞きながら、インターンシップ生だけにやらせました。

20名弱の同じメンバーで数年やってきた組織に大学2年生が入ってくるわけです。まずは、一時ではあるものの後輩ができたことにより下のメンバーほど気合が入らざるを得ません。また、素朴にいろいろと聞いてくる彼らに回答するのもまた大きな刺激です。そして幸いにもなかなか高いアウトプットもしてくれたので、これはもう刺激になります。もちろんインターンシップ生に対しても、当然「組織社会化」効果はもたらしてあげることもできたと思います。

新入社員だけでなく、インターンシップ生による「組織活性化」にも是非、着目して欲しいと思います。特に毎年新人を採用することができない規模の中小企業には本当にお得ですよ。

「ワンデーインターンシップ」などという意味不明の、そして企業人としては恥ずべき言葉が生まれてしまうような世相です。採用手法の亜流にインターンシップをおとしめることなく、学生に本当の社会との接点を提供するためには、最低でも1カ月近い期間は必要でしょう。大学3年生になるともう就職活動がちらつき落ち着いて長期のインターンシップをすることができなくなってきているのが現実です。昨年は慶應SFCの3年生のインターンシップを1カ月ほど受け入れましたが、3年生の間では既に長期インターンシップの人気は低下してしまっていると聞きました。

現状肯定ではいけませんが、今の時点ではまともなインターンシップを大学2年生に提供することが、企業としては意義があることのように感じられます。また、2年生のインターンシップの場合、卒業した元インターンシップ生がまだ2年以上もキャンパスに残っていることも魅力です。いろいろな施策のハブになってもらうことも期待できます。

《2010年1月25日》 早稲田大学ラグビー部の中竹監督に来社いただき講演をお願いしました。別のセミナーで一度拝聴したのをきっかけにお招きしたのですが、実にいい話をしてくださります。また、いずれここにも書きますね。


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