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近未来~パワードスーツ
先週の土曜日は慶應義塾大学SFC研究所キャリア・リソース・ラボラトリーのスーパービジョンでした。今年度の最終回なので懇親会つきでしたが、残念ながら次の予定があったためにビール1本で早々に退出しました。この1年間も、キャリアカウンセラー、キャリアアドバイザーとしての周辺領域的な活動ははかなりあったものの、本質的な部分ではほとんど動いておらず、残念な1年間でしたがまぁそんな年もあるでしょう。

さて、冒頭で花田先生が「私がこれは大変なことになるかもしれないなと思っていること」として大変に興味ある話をされました。「2015年から2020年のEAPで何がテーマになるか」といった話です。

いきなりですが、パワードスーツというものを聞いたことがありますか。

人間の筋力を増強するため、スーツのように着用する機械のことです。例えば介護分野において要介護者を抱き上げて運ぶため、四肢の麻痺や極度の筋力低下の身体障がい者の方が健常者並みの日常生活を送るため、このような民間部門での開発も進んでいます。筑波大学のグループが開発し、確か大和ハウスが商品化しようとしていた何てものがあったと思います。

おそらくパワードスーツの原型は、SF作家のロバート・A・ハインラインの「宇宙戦士」に登場したのが一番最初ではないかと思います。ちょっとパターンは違いますが、ガンダムやマジンガーゼットみたいなもの発想的にはこの延長上です。ただ、これらは「操縦」というプロセスで機械を動かすので、少し分類を違えた方がいいかもしれません。現在上映中の「アバター」でも敵役の大佐が操っていたマシンも完全にパワードスーツです。ある意味、アバター自身も生物的なパワードスーツといえるかもしれません。パワードスーツの延長上には、両足、右腕、右耳をサイボーグ化されて強化されたバイオニックジェミーみたいな存在も出てきます。

さて、このパワードスーツが日常に入り込んでくる時代が本当に来ます。

パワードスーツは身体障がい者に大きな未来をもたらす可能性があります。下肢が麻痺した人に自由に扱える足を提供するといったことです。これはもう義足を超えたレベルのものです。そしてこの問題が難しいのは、機械技術の発展により健常な足よりも何倍も性能が良い足が提供される可能性がある、という点です。身体障がい者の向けに開発した技術を健常者が活用するようになる、例えば工場内でフォークリフトでちまちまとパレットを運ぶのではなく、パワードスーツを着用した社員が、パレットを抱えあげて運べば何倍も自由度は高まりますよね。こういったものが技術革新によって安価で市販される時代になるといったい何が起こるのでしょうか。高度な義足の登場により、陸上100メートルの記録で、パラリンピックの記録がオリンピックの記録を超えるなんてことも起こるかも知れません。企業は生産性向上のため、このパワードスーツを当然、活用することになります。しかし、様々な倫理的な課題が出てきそうな感じは禁じえません。

宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))宇宙の戦士 (ハヤカワ文庫 SF (230))
(1979/09)
ロバート・A・ハインライン

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《2010年2月2日》 業務修了後に大阪前泊のために移動。大阪から出張で来ていた同僚の帰り便とタイミングを合わせて居酒屋新幹線にして過ごします。駅弁を買ったのですが、飲んで語っているうちに新大阪についてしまい食べずじまい。下車後はまた腹を満たしに店に入り、さらに飲んで…。


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【2010/02/02 23:56】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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