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【ちゑや】の知恵
あいだに1日入りましたが、ラーニングバーに聞いた【ちゑや】について。今日は【ちゑや】の取り組みから勉強になったこと、参考にして実践したいこと等を整理したいと思います。

【ちゑや】では「LIVE」について、「楽しい場」「あやしい場」「学べる場」「人が繋がる(繋げる)」と4つの言葉で表しています。このいい感じの「あやしさ」が魅力です。リクルートにダイエーが資本参加したとき、当時の中内オーナーは最初の会議で「リクルートはこれからもあやしい会社でいいんだよ」と言ったそうです。ダイエーは最後は失敗したといえますが、やはり中内氏はすごい経営者ですね。新しいビジネスはやっぱりあやしい場から生まれるのでしょう。形式的・網羅的なものから解き放たれたところに【ちゑや】は位置します。

【ちゑや】は今や組織であり、【ちゑや】活動は業務です。【ちゑや】も管理間接部門の1つなわけです。中村店主は【ちゑや】を徹底的に1つのサービスとしてとらえています。【○○や】という名付けから始まり、創業、店主…言葉にこだわります。とにかく来てくれた人に満足していただきたいという明確な顧客意識があります。社内サービス(=商売)であることのこだわりがネーミングにも感じられます。目標は「お金を払いたくなるサービス」。これは管理間接部門としてとても大切なことです。

【ちゑや】は告知にも工夫をこらします。何か企画ができたからといって、いきなり掲示といった告知はしません。その企画にあったそれっぽい人5名くらいに声をかけて、「いいね」とまずいっていただく、そしてまず数名のキーマンを気持ち的に運営側に入っていただくような仕掛けをしています。研修なんかもそうですが、成功のキーはどれだけの人を運営側の気持ち・立場にさせるか、これが大切です。このことをしっかりと告知・募集段階のプロセスに落とし込んでいます。もちろん掲示したのちも、掲示だけに頼らずに、電話、メール、対面、様々なツール、タイミングを使って声掛けをする努力をされているようです。

もう1つ、告知で凄いなと思ったのは、告知段階から参加する人が繋がることを意識しているところです。【ちゑや】の「FIVE」では、BEFOREとAFTERを大切にしています。「LIVE」の場での対面の価値を最大限にするために、事前と事後に工夫をこらしています。また、この「BEFOREとAFTERを大切にするというのは当日の進行そのものも対象です。例えば、講演という主コンテンツの「LIVE」があるとします。普通の講演だと、主催者が今日の趣旨とか講師略歴だとかを話した上ですぐに講師の登場となりますが、【ちゑや】では違います。たとえ講演であってもレイアウトは学校形式ではなく島型。各グループでは自己紹介や、テーマを決めた雑談を行い、場をあっためたところで講師登場となります。講師が立ち去った後も、各グループでフリレクティブな話し合いをしてから終了です。これは見習うべきやり方だと感じました。

まだまだ整理しておきたいことがあるので、明日に続きます。


妙に気に行ってしまった私の好きなSF小説シリーズです。超古典。いまでもおおよそ2年に1回は読み直します。秋の夜長に読むのがいいですね。

火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)
(1976/03/14)
レイ・ブラッドベリ

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《2010年2月16日》 チェーン・ミーティング。しかも別ビルに行ったりがあり、途中で雨が降ったり、面倒なのでコートを着なかったら目茶寒かったり。でも、スピードスケート、金はだめだったですが良かったですね。2人とも喜びよりも悔しさを前面に出していたのが素敵でした。


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【2010/02/16 23:45】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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