日本の企業に輝きがないのは、人に輝きがないからだ
月曜日のアクセス数が凄く上がっていたので調べてみたら、中原淳先生のツイッターからの日曜日のブログへのリンクでした。影響力さすがですね。ということで、日曜日に書いた12日に聞いてきた「JMA2010年経営革新提言」のパネルディスカッションからもう1つ行きます。元花王株式会社代表取締役会長常盤文克氏のお話です。

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バブル後、日本が下をむいていた時代にアメリカはニューエコノミーを謳歌していた。日本はあまりにも自信をなくし、米国流の経営に傾斜し続けてきた。そして、金中心の経営、株主市場主義に経営の軸が行き過ぎた。お金お金といっている間に社員の顔がみえなくなった。お金の行き着く先に何があるのか。リーマンショックがこのことを教えてくれた。よいきっかけだった。

企業は金だけではない。その対極にある人をもっと見なければ駄目だ。人を軸足に置く経営。人の働く喜び、活きる幸せ、これは金では替えられない。

人中心というのは、人を効率よく使うということではない。人って何だろう、これをはっきりさせないままで人だといっても議論は進まない。人・もの・金が経営資源というが、この3つをと同一に比較するものではない。尊厳ある存在というところから議論する必要がある。今、日本の企業に輝きがないのは、人に輝きがないからだ。

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似たようなことは多くの方がいいますが、迫力がありました。
私もよく似たようなことをいってます。人・物・金・情報が経営の4資源だとすると、やはり人は一段違うところに置くべきです。人は物を作ることも、金を調達することも、情報を得ること駆使することもできます。他の3つとの決定的な違いはここだと思います。

天然資源のない国「日本」の最大の経営資源は人です。これまでは「日本人」が巨大な単一マーケットとして日本経済の成長に貢献してきました。また「日本人」の勤勉性や集団で発揮するパワーも欧米企業からみると脅威だったと思います。
しかし、既に人口増が過去のものとなり、市場としての魅力は急速に衰えていきます。労務コストでも新興国に対して完全に競争力を失っており、いかに勤勉に働いても勝てる状況にはありません。「勤勉」では倍の差をつけるのがせいぜいですが、労務コスト(労働単価)はその何倍も差がついてしまっています。

しかし、日本は「人」の力で戦うしかありません。やや極端なことをいえば、そんな「人」を傷め続けてきたのがバブル後の各施策だといえるかもしれません。

難しい道のりではありますが、チャレンジする以外に道は残されていません。で、何をやる?公私に渡って、それぞれが真剣に考えましょうよ。

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