人事の書棚から 010-012
2日間、新入社員研修のお話で中断しましたが、「人事の書棚から」をまた続けます。
背景については、5月5日のブログをご確認ください。

人事の書棚から:010 「MBAの人材戦略」

日本語タイトルはこっぱずかしい安易さがありますが、とにかく人事担当者必読書の1つですね。「戦略のパートナー」「管理のエキスパート」「従業員のチャンピオン」「変革推進者」という人事の4つの役割の整理は見事ですし、高い納得感があります。多くの方がその後に引用して使われています。面倒くさがりやの方は、第Ⅱ章までだけでもお読みください。それでだいたいはわかります。原題は「HUMAN RESOURCE CHAMPION」です。確かにそのままカタカナにすると誤解を受けかねません。

MBAの人材戦略MBAの人材戦略
(1997/10)
デイビッド ウルリッチ

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人事の書棚から:011 「コミュニティ・オブ・プラクティス」

帯に野中先生の「暗黙知が移転されるにはコミュニティの実践が不可欠である」との推薦の言葉があります。直訳的な「実践共同体」、あいの子日本語の「実践コミュニティ」といった言葉が世の中では使われていますが、今1つ言葉としては定着しなかったという感じがします。意味合いは違いますが「越境学習」という言葉の方がポピュラーになる可能性がありそうですね。しかし、実践コミュニティ的なものは着実に社会の中に根ざしてきており、言葉と概念は知らなくても、実践コミュニティへの参加者は相当なスピードで増加しています。社内、社外を問わず、意図的にこれを作り出そうという動きもいろいろと出てきています。そういうと私のブログの初回は、実践コミュニティの話でした。これを読んだ直後ですね、たぶん。
私は結構、本気で「実践コミュニティ」が日本を救うと思っているのですが。

コミュニティ・オブ・プラクティス―ナレッジ社会の新たな知識形態の実践 (Harvard Business School Press)コミュニティ・オブ・プラクティス―ナレッジ社会の新たな知識形態の実践 (Harvard Business School Press)
(2002/12)
エティエンヌ・ウェンガーリチャード・マクダーモット

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人事の書棚から:012 「EQリーダーシップ」

それにしてもEQという言葉はすっかりと定着しました。IQとの対比で語ることができるわかりやすさがポイントでしょう。この本は、EQの概念をリーダーシップにどう活かすかについて書かれています。誰もがジャック・ウエルチのような力強いリーダーになれるわけではありませんが、EQリーダーには慣れる可能性があります。感情というもっともやっかいでありながらも、もっともパワフルに作用する人間特有のファクターをどう活用していくか、です。良い上司といわれる人のうちかなりの人が無意識にEQリーダーシップを発揮しているようにも思います。

EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方EQリーダーシップ 成功する人の「こころの知能指数」の活かし方
(2002/06/25)
ダニエル ゴールマンリチャード ボヤツィス

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《2010年5月10日》 Works誌の座談会でサウスタワーへ。人は育ったのか、育てられたのか。ながいこと、先輩や上司や育成担当者をやってますが、成長したなぁという奴には大勢立ち合いましたが、育てたなぁと実感できる相手は実はいません。やっぱり、仕事という分野においては、人は「育つ」のだと思うのですが…。


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