GCDFヘルピング~ヘルピング備忘録④
最近のいくつかのセッションから、キャリアカウンセラーであるGCDFのヘルピング(面談、カウンセリング)セッションで役に立つような話を備忘録として残しておきます。

これまで類似の企画を3回やっているので、興味のある方はそちらもご参照ください。大変ですよね、ヘルピングの上達は。

20090628 GCDFヘルピング~ヘルピング備忘録①  
20090629 GCDFヘルピング~ヘルピング備忘録②  
20090814 GCDFヘルピング~ヘルピング備忘録③  

では、単純に箇条書きで行きます。

・クライアントが2回繰り返して言っている言葉があれば、そこには、聞いて欲しい・理解して欲しいという気持ちがある可能性が高い。けして、流してはいけない。
・クライアントはカウンセラーに嫌われることを無意識に恐れている。だから、カウンセラーに無理をしてあわせてしまうことがある。これを勘違いしてはいけない。
・カウンセラーは1つ1つの言葉で常にクライアントに対して「何かをしている」。何かをしようと意図して発言した言葉でなくても、結果的には何かをしている。これにカウンセラー自らが気づくことは大切だ。カウンセラー自身が何をしているのかがわからないときは、クライアントが何をされたのかという観点から考えてみるとわかることが多い。
・「何について」ばかりをとらえると関係構築が進まない。「どうだ」ばかりをとらえると、面談のプロセスが進まない。話している対象をとらえずに、関係だけをとらえ続けては面談は進みにくいのは当たり前。
・熟語よりも「やまと言葉」で伝え方が、伝わることも多い。
・クライアントを観察する。観察と感想は違うが、明確に区別がつけられない人も多い。観察とはあくまでも事実ベースのものである。面談をしていれば必ずカウンセラーに感想は生まれる。クライアントも感想を多く発言する。それと事実ベースの観察は区別する。
・関係構築が終わったら次のステップに行くのではなく、関係構築がメインのステップであっても、順番に次のステップが入っている。逆に次のステップにいっても関係構築は必要。関係構築が終わったらアセスメントに行くのではない。関係性は大事だが、もう一方ではクライアントがどんな思いでいるのか、どんな課題をもっているのかという問題の把握、共有を関係構築をしながら進めていく。関係構築をやりつつ、一方では材料をつかみ、それによって問題を把握していく。関係構築が終わったから、次は問題を話してください、というのではあまりに失礼な話。
・クライアントが自分の思いで言っているのか、言わされているか、カウンセラー向けに言っているのか、そのあたりをカウンセラー側が認識していかないと、面接は進まないし、援助にはならない。
・過去の懺悔でとまってしまっても意味がない。過去は変えられない。変えられるのは将来。
・クライアントが暗い話をしたときには、話を変えないこと。つらいときに悲しい歌を歌うと意外と元気になる。我慢してつきあうしかない、誰のために面接しているのか、徹底的につきあう。-1かける-1はなぜか+1になる。
・「でも」は、相手の否定、相手の考えを変える接続詞。使うのは注意しなければならない。
・クライアントが理屈をいうのは、カウンセラーが理屈をいっているからではないか。面談ではなく、議論になってしまってはいないか。
・カウンセリングとは言葉を手段とした援助関係。クライアントが責任を持つ援助関係。これを成り立たせるためには関係構築はどうしても必須。
・面談の場で、自己に気づく力さえあれは、大きな間違いはしない。自分は今、目の前のクライアントに何をしようとしているのか。自分は今、目の前のクライアントに何をしているのか。

《2010年5月25日》 真のナポリピッツァ協会主催の第6回セミナー。今年も元気にガエターノ先生をお迎えしての開催です。内容的にはかなり洗練されました。開始時刻、終了時刻ともにナポリタイムではあったものの、いい講習会に仕上がったと自画自賛です。終了後には、そのまま会場のパルテノペ広尾店で懇親会。熱い思いのピッツァヨーロの皆さんの話を聞いていると、本業の合間で忙しい中でのボランティアですが、何とか続けていこうという気になります。


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