人事の書棚から055-057
今日も粛々と「人事の書棚から」を続けます。
当初の動機は5月5日のブログを。ほんとに大したことはないんですが。
今日は今通っているキャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座のメタンルヘルス関連の講座で課題図書となった書籍から3冊を紹介します。いずれもちゃんと読みましたよ。

人事の書棚から:055 「ストレス心理学」

人事の仕事をしているとストレスモデルについての通り一遍の知識はつきますが、改めて体系的にかつ学問的に学びなおせる本でした。しかし、課題図書になっていなければ、おそらくけして読まなかっただろう…とは思いますが。少なくともけして一般書的ではありません。これが課題図書の効果で、昨年度に通ったラーニングイノベーション論でも、普通これは買わないよなという課題図書をいくつも読むことができました。
ストレッサー、認知的評価、コーピング、ストレス反応、ソーシャルサポート。これらから整理されるストレスモデルの考え方は、研修なんかの場でもきちんと説明してもいいことかと思います。やや複雑には感じますが、論理的に整理されたものの方が人は受け入れやすい傾向もあるように思います。

ストレス心理学―個人差のプロセスとコーピングストレス心理学―個人差のプロセスとコーピング
(2002/04)
小杉 正太郎福川 康之

商品詳細を見る


人事の書棚から:056 「図説精神医学入門」

これは版形が大きく、電車の中なんかでは読みにくいのですが、会社のデスクに置いておいて何かの時に参照にするという用途には向いています。タイトルのとおりに精神医学の広範囲な概念が図説されています。章分けはいろいろな概念がごっちゃになっており、少し理解しずらいところがあるのですが、実はこれがまさに精神医学の世界であり、症状=病名という感じの一対一対応というのができないところが、この分野の難しさでもあります。結構、網羅的に学習したい人にはいいんじゃないかと思います。最後に簡単に理解テストもついています。

図説精神医学入門図説精神医学入門
(2008/04)
コルネリウス カトナメアリー ロバートソン

商品詳細を見る


人事の書棚から:057 「チーム医療のための最新精神医学ハンドブック」

「図説精神医学入門」より少し敷居は高くなりますが、こちらも辞書的にも使える本です。
身体疾患を抱えた患者の心理的ケアを、身体科のスタッフと協力しながら行うという「リエゾン精神医学」という言葉もありますが、何と言っても精神と身体は不可分のものです。自分の父親のここ数カ月の病状をみていてもまさに実感します。そこでどこまでチーム医療ができているかは、患者にとっては非常に大きい影響があります。さらには、高齢者の場合は社会福祉士などを通した介護との連携の問題があります。これらは個々の心ある人が懸命の努力によって結びつけてくれていますが、まだまだ仕組みとしては不十分に感じられます。そんな心ある人にたまたま行き当たることがなければ、周囲の苦しみは続きます。

チーム医療のための最新精神医学ハンドブックチーム医療のための最新精神医学ハンドブック
(2006/05/13)
大野 裕

商品詳細を見る



《2010年6月3日》 gcdfの継続学習会。慶應義塾大学の高橋俊介先生です。私は今回も小1時間ほど早く赴き、受付係のボランティア。受付にいると、懐かしい人にいろいろと会えるのがメリットです。最近特に意識しているのが、「一粒で二度美味しい行動」。単にセミナーを聞きに行くだけでなく、受付の手伝いをすることで得られることは大きく膨らみます。


ビジネスブログ100選
blogram投票ボタン  
↑ブログランキングというのに参加してます。よろしければクリックして一票投票を
関連記事
スポンサーサイト
【2010/06/03 23:55】 | 書籍紹介 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<ヒューマンキャピタルの視点 | ホーム | 人事の書棚から052-054>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://jqut.blog98.fc2.com/tb.php/878-1ad422d4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |