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最初の3年間の上司の対応について
だいぶ以前の話になります。5月28日のワークス・シンポジウムは、最後の懇親会まではおられずに残念でしたが、当日聞いた中でまだまだ紹介できていない話がたくさんあります。

今日はそんな中から「成長の停滞というリスク」という分科会の中で紹介された「最初の3年間の上司の対応について」という分析についてです。

仕事を初めて最初の3年間、つまりエントリー期間中ですが、この大事な3年間に「あった」と思われる「上司との関係」についての調査です。例えば「自分を信頼し仕事を任せてくれる」「自分の意見も聞いてくれる」「組織の動かし方を教えてくれる」などといった項目が並び、YES・NOで回答します。

この調査を社会人経験3年以下の人と、4年以上の人で対比しています。つまりここ3年間で社会に出た人と、それ以前の人です。ちょっと乱暴ではありますが、職場環境の変化をみることができます。

実は困ったことにこの分析ですと、ほとんどの項目で経験3年目以下の人の数値が小さくなります。つまり、そんな関係は上司となかった、という人がこの3年の新人に目立って多いのです。

特に顕著にマイナスになっている項目は以下のとおりです(YESと回答した人の単純な%比較)。

・-13.4 自分に期待をしてくれる
・-13.0 自分を信頼し、仕事を任せてくれる
・-11.3 自分の仕事のプロセスについて、関心を持ってくれる
・-11.1 社会人としての基本を教えてくれる
・-11.1 自分をやる気にさせてくれる
・-08.9 見守ってくれて、安心して仕事に挑戦できる
・-08.2 仕事のおもしろさを教えてくれる
・-06.9 自分によく関わってくれる
・-06.6 今の自分の仕事に対する考え方の根本をつくってくれる
・-06.2 仕事の基本能力を身につけさせてくれる
・-05.2 厳しい指導をしてくれる

なんとなく、やらせてみて見守って育てるという余裕がなくなっているのは感じられますね。最初の3年間はビジネスパーソンとしての基礎を作る時期ですから、かなり心配な結果です。

《2010年6月18日》 今週はスランプの週でした。でも、抜け出せそうな感じです。夜は東京大学の佐藤博樹先生の勉強会。元気が出ます。


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【2010/06/18 23:31】 | HRM全般 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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