「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」
厚生労働省が発表する「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」。

4月1日現在では、ようやく91.8%にまで至りました。2008年卒が96.9%、2009年卒が95.7%ですから、やっぱり厳しい就職活動だったことがうかがい知れます。

しかし、大学の現場で就職支援に立ち会っている人の肌感覚は、内定率はこれより10ポイントも20ポイントも低いのではないか、そんな話を聞きます。

実はここに数字のマジックがありそうです。厚生労働省が発表する「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」の調査対象は国立大学21校、私立大学38校のわずかに59校です。また、国立大学の比率が顕著に高いいびつな構成。一般的に国立大学の内定率は私立大学、特に地方私立大学などと比べるとはるかに高いと思われますから、このいびつな構成は相当みかけの内定率を高めることに寄与します。

また、この調査対象校というのは事前に通知されるそうです。「次年度は調査対象校になりますからね」とお役所からいわれたからには、徹底的に頑張って内定率を上げようと学校経営者であれば思いますよね。そんな学校の集まりの統計値なのだそうです。

でも、誰だって単に厚生労働省調査では91.8%といわれると鵜呑みにしてしまいますよね。
基本的に統計は恣意的なものだと思わなければならないという話はあるものの、なかなか気づくものでもありません。

《2010年7月4日》 来月から長男がしばらくアメリカに行きます。ちゃんと準備してるのかなぁ。


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