なりゆきによる改革
ちょっと前のお話ですが、ある会社の方がご来社され、当社の人材育成への取り組みについてのヒヤリングをされる、という機会がありました。何も先進的なこともやっていないので、ちょっと場違いなのですが、あれやこれやとフリーに楽しくお話をしました。

私は、相変わらず飾り立てたり、体系だてて格好良く自社の制度を説明しようという気がまったくないので、かなりゆるい話になってしまいました。

後日、御礼のメールをいただきましたが、一部を勝手に引用しちゃいます。ごめんなさい。
嬉しかったので。

「最後に田中様がおっしゃられていた「なりゆきで変えていく」という
 言葉がとても印象に残っています。
 研修構築にむけて動き出すと、研修を制度化し導入することに
 目がいきがちですが、状況を見て(ゆりゆきで)、
 制度やプログラムまで変えていく柔軟性が重要なのだと
 改めて感じました」。

なりゆきを少し意識的に管理しようとしつつ、なりゆきに寄り添ってマネジメントするというのが、私のたくさんあるポリシーの1つですが、ご指摘いただいた通りの思いです。実は「なりゆき」でマネジメントするには、根っこに強い意志と思いが必要なのです。でないと、ほんとに「なりゆき」に流されるだけですから。このあたりの思いがうまく伝わらないと、ころころと言っていることが変わるだけという評価になるのですが、これは長い期間で理解してもらうしかありません。

少しでも仕事を良くしようと思って人は仕事に取り組みます。一分一秒新たな進化を求めて仕事に取り組みます。

もっといいことを思いついたら、朝にいったこともでも変えちゃいますし、これはちょっとやばそうと野生の勘がびびっときたら、臆面もなくひっこめる勇気も大事です。周囲の反応をみながら手心をかけてたり、ドライブをかけたりするのもまた必要です。そんなことをひっくるめて、「なりゆき」というゆるい言葉が私にとっては使いやすいのです。

人は誰しも他者から変えられるのは嫌なものです。

強引な変革ではなく、一見「なりゆき」の変革を進めてみてはどうでしょうか。誰もが変わったとか、変えさせられたとかは感じていないのに、2年たったら劇的に組織が変わっていたなんてことが起これば「なりゆき教」の勝利です。

ところで、今回の御訪問いただいた方は、東京大学の中原先生が主宰されるラーニングイノベーション論のⅡ期生の方です(私はⅠ期生です)。15日に博報堂さんでⅠ期、Ⅱ期合同企画があるのですが、残念ながら私は別ところで似たような企画が入っており行けません(「同期力」を考えるセッションです)。
でも、遅くとも21時くらいには赤坂に行けると思うので、二次会もかなり早いようですが、三次会をやるようでしたら是非、教えてください。ツイッターでしか知りあっていない方が何人かいらっしゃるので、お会いしたいなぁと思ってます。

《2010年7月11日》 珍しく朝にアップしていきます。日曜日は神保町、今日からいよいよスーパービジョンの実習です。では、選挙によってから行ってきます。


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