継続性・連鎖性・発達性~キャリアの3つの特徴
昨日に引き続き、遅ればせながら少しずつ復習を続けます。

キャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座第10回、青山学院大学の山本寛先生による「組織内キャリア発達の理論と実際」の講義からの続きです。

状況の変化を整理した上で、改めて「キャリアとは何か」という命題です。今日はノート風に整理します。

キャリアの3つの特徴

・継続性……生涯の大半の時期にわたる。
・連鎖性……つながりがある。職業上の1つの出来事が原因となり、新しいことが起こる。影響が他の出来事に及ぶ。いろいろな職業について、カウンセラーはこの連鎖性のプロセスを理解していなければならない。
・発達性……方向を考える必要がある、それが変わってもいいが。ある特定の志向をもち、集積されることで専門的に発達、分化する。それは、ある意味ではかたわになるということ。発達性という特徴があるため、キャリア発達、キャリア計画という概念ができる。

キャリアの分類①

・客観的キャリア……外からみて客観的に測定可能なキャリア。職位の変化やそれにともなう社会的地位の変化など。
・主観的キャリア……客観的キャリアの変化にともなう意識や行動の変化。信念、態度や将来への見通しなど。

※レファレンス・グループ(準拠集団)について。これはまさにアイデンティティの問題。自分の属している集団は何なのか。職業欄に何を書くかでわかる。自分が心理的にコミットして重要だと思う集団。

キャリアの分類②

・内的キャリア……個人がそのキャリアにおいて遭遇し経験する段階。1人ひとり違う。主観も客観も入っている。人によって大きく異なる。
・外的キャリア……組織での勤労生活の全体にわたって勤労者がたどる発達の針路。組織が決めるものであり、キャリアパスともいえる。外的キャリアは激変の時代。

キャリアの分類③

・組織内キャリア……1組織内でのキャリア。
・組織間キャリア……複数組織を渡り歩くことによって形成されるキャリア。
・組織外キャリア……組織に雇用されない自営業など組織の外でのキャリア。独立して組織外キャリアを歩む場合、特定分野での高い専門性、継続的な能力開発、職能別組織やネットワーク構築と相互援助体制、の3点が成功のポイント。

キャリアの分類④

・垂直的キャリア……昇進・昇格及び降格を移動原因とする職位の変化に基づくキャリア。
・水平的キャリア……収入や影響力は同程度だが職能や部署が異なる移動に基づくキャリア。

キャリアの分類⑤…志向性による分類

管理志向……管理職への昇進を志向
技術志向……専門的な技術、技能を習得し、それを活かすことを志向。
安定性志向……組織での雇用の安定を志向。
自律性……職務目的遂行上の手段の自由や自主的な選択を志向。
企業家志向……独立した組織経営を志向。

いずれにしても、本人の価値観が強く影響するもの。

キャリアの分類で傾向を世相の変化の観点から整理すると、これまでのキャリア傾向は、客観的キャリア、外的キャリア、組織内キャリア一辺倒だったといってもいいのが、主観的キャリア・内的キャリア・組織間OR組織外キャリアも重視されるようになってきたということができそうです。

ふー、復習は疲れます。

《2010年7月23日》 私的にはつらいことがあっても、公的にはきちんと進めるのが企業人としてのつとめ。今日の午後は女性活躍推進連絡会、とても良いコミュニティです。改めて実感しました。運営スタッフも本当にお疲れ様。憂いなく、こういった会に朝まで参画できると本当にうれしいのですが。明日は、終日研修。明後日は終日スーパーバイザー講座。今週は中間まとめの会で、三枝子先生も登場の噂。うーん、復習が進みません。


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