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スーパービジョン備忘録②
キャリアカウンセリング協会主催のスーパーバイザー養成講座も残すところ6回。
改めて復習を続けていますが、昨日に引き続き備忘録的にランダムにポイントや気付きを整理してみます。

【スーパーバイザーの守秘義務】

カウンセラー(=スーパーバイジー)にとっての守秘義務と、基本的にはまったく同じく重要というか、より厳しく認識する必要がある。
カウンセラーがスーパーバイザーに話すクライアントの案件は、カウンセラーが守秘義務に基づいて聞いた内容。であるからして、守秘義務は引き継ぐ必要が当然にある。カウンセラーへの責任がある。さらには、相手がクライアント本人ではなく間接的な関係であるためにリアル感が薄いため、より細心の注意をもって守秘義務の問題を取り扱う必要がある。
また、スーパーバイザーはカウンセラーの秘密も同時に守る必要がある。それによって、カウンセラーは安心して相談ができる。さらには、スーパーバイザーはカウンセラーに守秘義務を守らせるような指導をする義務がある。

【スーパーバイザーの二重関係】

もちろん契約にもよるが、配慮をする必要はあるものの、双方の合意があれば、ある程度の軽い二重関係はあってもいいのではないか(特に終了後であれば)。ここの判断か難しい。
特に日本の場合、キャリアカウンセリングの世界はまだまだ狭い世界なので、まったくの二重関係をつくらないことは現実的に困難だという側面もある。また、カウンセラーとクライアントの関係のように過度に搾取的・依存的になるリスクは少ない。
ある意味、避けては通れない部分があり、そこのリスクを理解して進められているかが大切。リスクとは、指導内容に客観性が欠けるリスク、個人情報を漏らしやすくなるリスクなど。

スーパーバイザーとスーパーバイジーの関係は、クライアントとカウンセラー関係とは少し違う。クライアントは迷っている人だが、カウンセラーは自立している人であり、依存的関係になるリスクが違う。また、組織によっては否応なく査定者とスーパーバイザーの二重関係になる場合がある。その場合は、スーパーバイザーとしてパワーを持っていることを自覚することが大切。

アメリカのACAの倫理規定では、スーパーバイザーとスーパーバイジーの間では、「現在の対象本人」との恋愛関係・性的関係を禁止しているが、カウンセラーとクライアントの間では、専門職関係が終了した「5年後まで」禁止している。また、対象もクライアントの家族・クライアントとの恋愛関係となる人まで拡大しているというように差をつけている。

【スーパービジョンとカウンセリング】

共通点……相手の改善すべき行動・考え方・感情に目を向ける。
相違点……スーパービジョンはクライアントにとって効果のあるものを目指す。具体的に事実ベースで限定する。変に不偏的なことに還元しない。より成果思考的。
相違点……スーパービジョンは、評価的である。評価はあくまでも指導の視点を見つけるため。
相違点……クライアント⇔カウンセラー関係はクライアントからの選択・変更が可能。場合によっては、偽名すら使える。スーパーバイザー・スーパーバイジーの関係は選べない。契約関係にあるということは、スーパーバイジーも守らなくてならないことが出てくる。

スーパーバイザーに期待されるのは、スーパーバイジーをプロとして育てること。社会的な責任を遂行していくことができるようにすること。
スーパービジョンはカウンセリングではない。教師でもある。評価者でもある。

《2010年8月6日》 10月から賃金制度改定、退職金制度導入、人事情報システム導入、子会社一社合併とやることが目白押し。時間がかなりぎりぎりなところに、手のかかるトラブルなどが起こり、夏休みは自然とお仕事で大半がつぶれることになりそうです。まぁ、そんな休みの使い方もありでしょう。


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