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スーパーバイザー養成講座初回振り返り②
今更まったく遅いのですが、キャリアカウンセリング協会のスーパーバイザー養成講座も、今週の日曜日でお終いになりますので、初心に戻って初回のノートから整理してみようかと思いました。昨日たけでは収まらなかったので、今日はその続きです。


■スーパービジョンの構造

カウンセラーとクライアントがカウンセリング関係にあるとすると、スーパーバイザーとスーパーバイジーは教育的介入関係にあるといえる。

・スーパーバイジーの求めることをやるだけではない
・スーパーバイジーの成長とクライアントの福祉のための行為である
・スーパーバイジー(カウンセラー)とクライアントはどうしても情緒的関係になりやすい。スーパーバイザーはこれを客観的に把握することができる。冷静、多角的、柔軟な目線。本当に役に立つ情報を提供していく。したがって、苦しい情報の提供も必要になる。ここでもやはり関係構築は重要になってくる。

○カウンセラーとの違い
・人そのものに対するカウンセラーに対して、活動上の課題に対する全人格的教育であり、ゲイトキーパー役。
・直接的にクライアントに作用するカウンセラーに対して、スーパーバイザーは間接的に作用する。自律は促すものの、評価・教育的立場にたつ

○教師との違い
・教師は導管教育的だが、スーパービジョンは双方向に進む
・カリキュラムは相手(スーパーバイジー)と作る、専門職の育成りプロセスである

○コンサルタントとの違い
・コンサルタントは「事柄」に向いている、問題解決が役割

○ティーチングとの比較
・同じところ: 相手に新しい知識・技術を与える
・違うところ: ティーチングは、既に存在しているカリキュラムを教えるものであり、用意されたものから選択すればよい。これに対して、スーパービジョンは、一人ひとりの必要性に応じて中味を決めていく。1つ1つが常にユニーク。目の前のスーパーバイジーに対して、何から始めてあげるといいのかを真剣に考える。

○コンサルテーションとの比較
・同じところ: 相手が効果的・専門的に解決できるようにする
・違うところ: コンサルテーションが、両者の関係はイコールであり専門分野が異なるヨコの関係であるのに対して、スーパービジョンはタテの関係、指導する・しないの関係。コンサルテーションはこの件に対して1回だけが基本。ドライな関係。必要がおきたときに任意に実施するもの。法律家や精神科医へのコンサルテーション。また、スーパービジョンは評価・指導的要素が入る。プログラムを作って複数回実施するもの。

○カウンセリングとの違い
・同じところ: 相手の課題に焦点を当てる
・違うところ: カウンセリングが、クライアントがよりよく生きていくこと、クライアントの自立性、セルフマネジメントを実現させることを目指すのに対して、スーパービジョンはスーパーバイザーがカウンセリング能力を高めていくこと、カウンセラーとしての資質を高めていくことに焦点をあてる。


「自分はカウンセラーのときとは違ったことができる自分だ」と明確に意識すること大切。私ならこのクライアントに××する、というカウンセラー目線だけに陥ってしまってはいけない。スーパーバイジーにかわって、カウンセラーの役割をしない。それではスーパーバイザー自身の小型版を作るだけ。私の考え方のとおりに考えてみてくれというのは、自分流の押し付けでしかない。スーパーバイジーは、違った視点をもらった喜びは得られるが、その人らしい自律したキャリアカウンセラーにはなれない。
・違う視点でみることは大切。同じ視点ではメンターと同じになってしまう。
・スーパーバイザーは単なるベテランカウンセラーではない。+αが必要。それがスーパーバイザーの理論。
・最終的にはスーパーバイジーを一人の人間として成長させる。依存的にしてはいけない、最後は一人で解決できるようにする。スーパーバイザーはけして後見人ではない。
・関係構築は重要。否定的なことを受け入れるには勇気がいる。否定的な評価が受け入れられるだけの関係構築が必要。
・スーパービジョンの場では何が起こるかわからない。カウンセラー以上にその場その場で柔軟的に対処が必要になる。よいスーパーバイザーは高いマネジメント能力を持つ。
・短期間で育てるための評価的視点・評価的能力が重要
・厳しいけれども、客観的にものをみることができることが大切。師匠と弟子の関係ではない。師匠・弟子の関係はミニ師匠を作るだけの馴れ合いの関係。
・ただし、客観的・評価的だと冷たくなりがちな傾向があるので注意。
・ある部分のスキルだけでなく全人的存在でプロフェッショナルにする。社会的責任、社会的信頼が必要。
・あくまでも主導権はスーパーバイザーにある。計画的に行う。クライアント中心の世界とは根本から異なる。


■スーパーバイザーに求められるコンピテンシー

《基盤としてのコンピテンシー》
①スーパーバイザーとしてのセルフアウェアネス
②職業的専門家育成
③スーパービジョンマネジメント
※カウンセラーのコンピテンシー(C2レベル)
《SVプロセスにおけるコンピテンシー》
    ④スーパーバイジーとの関係構築
    ⑤ケースの概念化と評価
    ⑥スーパーバイジーの評価
    ⑦知識活用
    ⑧教育方法活用
    ⑨プログラム構築
    ⑩スーパーバイザーとしての介入

■キャリアカウンセラーのコンピテンシー(C2レベル)

《基盤としてのコンピテンシー》
①セルフアウェアネス
②分析的思考力
③ケースマネジメント
④専門性の向上
《カウンセリング面談におけるコンピテンシー》
    ⑤関係構築
    ⑥プロセス構築
    ⑦クライアント評価
    ⑧意思決定
    ⑨介入行動
《特定場面におけるコンピテンシー》
    ⑩臨床的判断と対応
    ⑪組織心理・人的資源管理の観点からの判断と対応
    ⑫グループダイナミズムの応用

《2010年9月17日》 実は気づいたら、運転免許証が失効してました。誕生日から1カ月半以上経過。住民票を持って、最寄りの運転試験場に平日に行かねばなりません。つらいです。平日に行ける時間がなかなかとれません。


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